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季節の漢方

花粉症

投稿日:2017年5月29日 更新日:

いずみ薬局☆花粉症
世界でも有数の長寿国である日本。しかし、アレルギーやアトピー、花粉症など、大病に至らずとも不調を感じている人が年々増加しています。

一年中、鼻炎を発症している場合、冷たいものや生ものを好んで食べる習慣、ファッション重視の軽装、夜更かしやストレス社会、こうした現実が実は【衛気(えき)】を減少させてしまっていることが深く関係しているのです。

 

衛気(えき)とは、中医学の考え方【気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)】のうちの(き)の一種で、人間が本来もっている防御力のことです。衛気(えき)は、あらゆる邪から人間を守るバリアのような存在です。

 

 

いずみ薬局☆花粉症  アレルギーが増えている要因

  幼児期の過保護
  ダニの増加
  大気汚染
  ホルムアルデヒドなどの化学物質
  食品添加物
  ストレス

 

よく「薄着でいる子は風邪を引きにくい」と言います。

重大な感染症は命や後遺症の危険もあるため、避けなくてはいけませんが、人間は成長の過程でいろいろな病気にかかりながら免疫機能を発達させていきます。衛生や予防もバランスを考えながら行うべきです。

住環境の変化による、化学物質やダニの増加と、食品添加物は注意して避ける事のできるポイントです。

また、大人も子供もストレスの多い社会、ストレスを上手に解消する方法を見つけましょう。

 

 

いずみ薬局☆花粉症  熱型アレルギー

待ちに待った暖かい春・・・。
のはずが、熱型アレルギーの人にとっては最悪の季節になります。

いずみ薬局☆花粉症
冬の間は毛穴を閉じ、体内の熱を外に逃がさないように体の中にためこみます。

また、暖かい部屋で過ごし、食事も体が温まるメニューで七味や生姜を加えて更に体温を上げます。

更に夜は電気毛布などを使い、体に熱を与え続けるのです。

 

溜め込み過ぎた体の熱が、春の暖かい外気と一緒になると、一気に熱型アレルギーの症状が悪化します。

熱をもっているので、目の充血、鼻粘膜の炎症などがおこります。

漢方では、この体に溜め込み過ぎた熱を取り除くことから始めます。

真冬でも、冷たい飲み物を好む人の中に、この熱型アレルギーの人が多いようです。

 

 

いずみ薬局☆花粉症  衛気(えき)を高める

ではどうするか・・・?

衛気(えき)を高めて体が自然に対処できるようにしてあげましょう。

 

衛気(えき)を高めるポイントは・・・

いずみ薬局☆花粉症  食生活の見直し(旬の自然の食べもの、温かい食事を)
いずみ薬局☆花粉症  住環境の見直し(化学物質に注意、こまめに換気)
いずみ薬局☆花粉症  ストレス解消(ストレスはその日のうちに発散!)
いずみ薬局☆花粉症  体温調節機能を妨げない(衣服で調整、エアコンの室内に長時間いない)

 

まずは食事を見直してみてください。季節のもの、旬の野菜を多く食べ、白米でなく雑穀や玄米に、肉や動物性脂肪はなるたけ少なくしてみましょう。また、腹七分目、腹八分目にしてみましょう。

次に、気密性の高い住環境の方は特に換気と掃除をこまめにしてみましょう。

また、没頭できる趣味を見つけたり、旅行をしたり、お友達とお買い物をしたり、スポーツをしたり、と、ストレスを溜めず上手に発散していってください。

そしてクーラーや暖房器具に頼らず、是非外の空気に触れてください。人間はもともと外気に対して自身の体温をコントロールするちからをもっています。

 

もちろん漢方薬もお手伝いします!

一緒に快適な生活を手に入れましょう!!

 

 

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